前の広告代理店に勤めていた頃で、変わっている仕事の1つに古地図の修復・印刷がありました。
お客様がどこかから買い付けた江戸時代~昭和中期までの原本をスキャン。 スキャンしたデータを複数繋げて1つのデータにした後に復元します。
大きな紙の地図を想像して貰えるとわかるのですが、縦横に折り曲がった紙は古ければ古いほどボロボロになっており、場合によって大きく欠損しています。
特に角部分は無くなっている事も。
で、その無くなっているパーツを手作業間隔で繋げたり、足したりして直していきます。
形を修復するのはまだ良いのですが、完全に文字が消えている時は調べようにも手がない場合もあり苦労しました。何も情報が無い場合はそれっぽく修復したので実際とは違う地図もあったと思います。
完成したら、和紙や古紙っぽい紙に印刷して貰い納品完了。
フォトショップで1GB以上のデータになる時もあるデータを20年以上前のスペックのPCでよくやってたな。。
今でも自分が修復した地図売ってました。 データは前の会社にしかないのでいつかは無くなると思います。 実物を未来人が見つけたら、その印刷物を使ってまた復元とかするのかも?